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お盆
2018/07/09
西日本では甚大な被害の出る大雨が降りました。我々山梨の人間からすると「雨が長くて洗濯物が…」程度にしか思っていなかったのですが、テレビや新聞の報道を見るとものすごい被害があった模様です。お亡くなりになられた方の冥福を祈るためにも、お堂でお題目をあげ回向をいたします。また、被害に遭われた方々へはお見舞い申し上げます。
さて、この季節になるとお盆であったり、各寺院で行われる施餓鬼会、施食会といわれるいわゆる「おせがき」が行われます。
特にこれらの法要は出来るだけ多くの人の参加することに意義のある法要です。
どういうことかといいますと、多くの方が一堂に集まってお焼香やお題目等を一回あげることによって、一人または一家であれば1~10回程度の回数あげた計算になります。しかし50人100人200人と人数が増えればその分回数も増えていきます。 それだけのご供養ができるという事です。
さらに自らの先祖代々霊位だけでなく、一堂に集まった各家の先祖霊位において一同にご供養することによって、自分の家だけでなく他家の霊位もご供養することを目的にもしています。ですのでそのご供養の功徳は多ければ多いほど無辺に広がっていきます。
今後も各家のご供養はやることはあるかもしれませんが
なかなかほかの家のご供養は親戚でもない限り行わないかと思います。「おせがき」はそれの出来る機会なのです。
ぜひ皆様も各菩提寺に於いて、「おせがき」の法要へご参加いただきたいと思います。
また、菩提寺へ参加しながらそれ以外の寺院の「おせがき」へ参加することを拒むものではありません。ご縁のある寺院で「お施餓鬼」へ参加してみるのもいいかもしれません。